イベント

2020年度第1回技術委員会

【開催概要】
センサ&IoTコンソーシアム 2020年度 第1回技術委員会
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◆日時:07月22日(水)16:00-18:20
◆場所:オンラインミーティングシステム「Webex」を使用します。
◆講演: 2020年第1回技術委員会
セミナー① 志垣俊介先生(大阪大学)
タイトル「昆虫嗅覚ナビゲーションシステムの自律移動体への実装」
セミナー② 山口哲志先生(東京大学)
タイトル「バイオ制御のための光応答性合成分子ツール」
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【講演要旨】

 

「昆虫嗅覚ナビゲーションシステムの自律移動体への実装」
志垣 俊介(大阪大学)

 

 嗅覚を用いたナビゲーションは,災害現場のような有視界での探索が難しい状況においての探索に有利である.しかし,空気中の化学物質は塊状に離散的に分布しており,匂い自体の検知が困難であることから,工学的な難問として知られる.一方で,昆虫は小規模な神経系でありながら,嗅覚ナビゲーションを巧みに達成している.そこで,我々は昆虫の嗅覚ナビゲーションシステムを自律移動体への実装を試みてきた.本講演では,実際の昆虫を用いた行動実験からシステムの自律移動体への方法の例を紹介する.

 

 

 

「バイオ制御のための光応答性合成分子ツール」
山口 哲志(東京大学先端科学技術研究センター)

 

生命科学の進歩により、望みの機能を有する生体高分子や細胞を設計して利用できる時代になった。これらのバイオリソースを安心・安全に、その機能を最大限に有効利用するためには、分子や細胞の機能や局在を自在に制御する技術が必要である。私は、バイオテクノロジーに資する分子や細胞を光によって遠隔操作するための合成分子から成る「道具」(合成分子ツール)を開発してきた。任意のタンパク質や細胞を光応答性に変換するユニークな分子技術を創出し、毒性タンパク質やマクロファージの光活性化に成功した。また、光応答性の細胞接着剤を開発し、基板上の望みの場所に望みのタイミングで細胞をくっつけたり取り外したりする技術も創出した。本発表では、この光応答性表面を用いた幾つかの応用研究についても紹介したい。


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